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2019年03月05日

日蓮宗の葬儀の流れを覚えておきましょう

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葬儀は、故人の宗派に合わせて行うのが一般的です。社会人になったら、お葬式のマナーはもちろんのこと、様々な宗派の葬儀作法を学んで頭に入れておけば、どんなお葬式に参列することになっても慌てることがありません。

たとえば、日蓮宗の葬儀の特長は、「南無妙法蓮華経」の題目を頻繁に唱えることです。また、日蓮宗のお葬式の流れに関しては、初めの道場偈から閉式まで様々なことが行われます。まずは、道場偈を流すことから始まり、次に三宝礼といって、仏法僧の三宝を礼拝します。

そして、勧請、開経偈、読経などを行った後、開棺となります。次に行う引導では、僧侶が霊前に進んで払子を三回振った後に焼香を三回行い、その後に引導文を読み上げる流れになっています。そして、焼香・祖訓・唱題、宝塔偈・回向、四誓・三帰・奉送と続き閉式となります。ここで一つ覚えておきたいのは、唱題が終わるまでに焼香を終わらせることです。ちなみに、日蓮宗の焼香マナーは、焼香のときに導師が三回、その他の在家信者と一般参列者は一回おしいただくのが基本です。さらに、数珠は菊房と呼ばれる形状が一般的となっています。大まかな流れを知っているだけで、戸惑うことなく参列できますので頭に入れておきましょう。